過去の配信メッセージより

以前の情報提供MLが廃止となり、過去のメールが閲覧できなくなり、過去のメールも見たいという意見がありますので、現在のタイミングに合うように修正を加えながら過去のメールをこちらに少しずつ掲載してゆきたいと思います。

 

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≪『好き』の背後にある宇宙の力≫ 

           2020.2.7

 

太陽系が成立するのは、スピンの繰り返しという、継続性が存在するからです。
太陽系が生命という創造を生み出すのも、本質は同じ性質と力に支えられています。
継続性は、宇宙創造原理の基盤です。

 

当然、人間もこの創造原理に則る存在です。
日本の道の文化を参考にしてもわかると思いますが、宇宙的原理に則る行為を毎回繰り返すことが、人間自身を創造します。
スポーツなどでも、時にこの原理にふれます。

 

継続は、宇宙と同一原理ゆえに、宇宙と同化し、自身を小宇宙化する基本でもあります。
これができる人にとって、次なる関門は、その継続が惰性に流されないものであるかどうかです。
宇宙は、常に新しく、常に新鮮な誕生をもたらし続けます。
継続していたとしても、惰性やマンネリ化は、宇宙のそれとは別なものとなります。

 

それは、形式のみ強引に持続させ、心のエネルギーが追いついてゆかない状態です。
このような状態に陥らないためには、何が必要なのでしょうか。

 

それは、一般的な言葉で言えば、『好き』という気持ちです。
その物事が好きで好きでたまらない、そういうわくわくしている時には、このマンネリ化は起こりません。
『好き』とは、心の世界における軸からの発動を意味します。

 

比較やポジション獲得などの相対意識は、非中心からの感情です。
この感情による頑張りは、我を張ることでしかありません。
その人の活動を『好き』という宇宙自体の本体エネルギーからではないものにしてしまいます。
努力逆転の法則にはまってしまう入口です。

 

『初心忘るべからず』という、世阿弥の言葉は、この、宇宙の真理に通ずる言葉の一つ。
そうあるべき、力点のヒントが、このような『好き』に隠されています。

 

私は大人になってから13歳の自分と同じほど、人生にときめいているかを何度も確認して毎日を過ごしてきました。
それは、『好き』でいっぱいの心で生きるためです。
そしてそれは、『好き』しかないような生活へと私を導きました。

 

私は今、物事も、人との関係も、『好き』にあふれています。
数えきれないほどの大好きな人たちに囲まれているという実感がいつでもあります。
あらゆる行動が、『好き』なる中心から発動しています。
これは、継続とは何かの探求がもたらした結果です。

 

魂の成長は、インスタントにできるものではありません。
急激に変化したかに見える変化は、後に反動が来ます。
そのような変化の背後には、継続性という、宇宙の最も基本となる原理が不在なのです。

 

継続性の基盤の上にある変化は、不動の変化です。
反動や逆戻りが生じません。

 

『好き』を大切にすると、『好き』な物事は広がってゆき、『好き』ばかりになります。
これは、必ず、自分だけでなく、人を大切にすることに通じてゆきます。

 

『好き』でいっぱいの毎日は、幸せな光の毎日です。
『好き』は、にごり(けがれ)とよどみ(腐敗)の一切を消し去る宇宙本体の力の具象化なのです。

                                         (20161203)

 

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≪捨てる法則≫

    2020.2.2


明後日は立春、冬至と春分の中間点ですね。
大切な節目です。

ブランコをこぐように、節目が上昇エネルギーの力点になると、人生に上昇気流が発生します。

 

節目の過ごし方は、どなたにとっても大切。
節目に上昇エネルギーを与えるには、捨てるべきを捨てることです。

 

部屋の片付けで例えると、部屋の中に快と感じられないものが一つもなくなるように、快と感じられないものは捨てるようにすること。
これを心の世界で行うのです。
もちろん、実際の物でもそれに準ずるといいです。

 

たとえば、快6割不快4割と感じられるものがあったとしたら、合計で快と考えるのではなく、不快感をわずかでも感知したら捨てるという潔よさが大切。
部屋にあるすべてを心から愛することのできるものにするように、心の中もそうしましょう。
過去への不満や何かへの執着など、不快に感じられるしがらみをすべて捨てましょう。

 

私は13歳の時にその気持ちよさに気付き、その時から人生が大きく変わりました。
                                                                                             (20140619)